文化系の大人の習い事の口コミ評判

華道の習い事の口コミ評判は?個人教室から華道師範になった体験談

華道の習い事の口コミ評判は?

最初は軽い気持ちで花嫁修業

近所に華道師範免許をお持ちの老婦人がいらっしゃることは、
玄関に看板をかけていらしたので認識はしていましたが、
ずっと面識がありませんでした。

古い日本家屋で、外玄関はいつもきれいに掃き清めてあり、
植木や鉢もよく手入れされていたので、さすがお花の先生だなあと
ぼんやり思っていた程度です。

たまたま、親しい近所の方に紹介していただく機会があり、
正直、それほど興味があったわけではないのですが、近所の方が
母親にすすめて、せっかくだから花嫁修業にでも(古い言葉ですね)と
いうような流れで習い始めました。

後から聞くと、先生の方があのお宅によいお年頃の娘さんがいるようだけど、
誘ってみてくれないかとおっしゃったようで、狙われて?いたようです。

華道の流派はいろいろありますが、私が習っていたのは
メディアに名前のでるような有名な流派ではありませんでした。

先生は先代に師範免許をいただいたということでしたが、
現在の家元で二代目と聞きましたので、それほど古い、
歴史のある流派ではないと思います。

モダンな花やエナメル等の斬新な素材や花器を使うのではなく、
できるだけ自然に近い姿を再現するというスタンスでした。

ですので、枝物が多く、お花もあまり多種類は使わず色合いなども地味なもので
したし、空間が大事とされていたので、量も少なめだったように思います。

畳敷きの和室でお稽古していましたが、ご自宅は外同様
きちんと整理整頓、掃除が行き届いており、トイレにも季節のお花が
飾られ、お花の先生というのはやはり丁寧に過ごしているんだなあと、
伺うたびに背筋が伸びるような気持ちでした。

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マニュアルではなく「手ほどき」のお稽古と、おしゃべりの静かな時間

お弟子さんは少ないようで、いつでもいいと
言っていただいていたのですが、平日に曜日を決めて、
一旦会社から帰って夕食を取ってから、隔週で夜8時頃に
伺うようにしました。

意図したわけではないのですが、マンツーマンのレッスンとなりました。

最初は「立花」という、おそらくどの流派でもスタンダードな、
平たい水盤の花器に剣山をいれて生けるスタイルから始めました。

高めに中心を置き、右、左と少しだけバランスを崩して配置するという、
パターンが割と決まっていたので楽でした。

大体、花器に水を入れてその前に座り、先生が花材を持ち、
実際には剣山に刺さずに、ここに「真」(中心になるポイントのことは
こう呼ばれていました)を置き、あとは手振りで左右の位置をしめし、
その通りに活ける、手直ししてもらうという流れです。

特に教科書があるわけでもなく、
まさに手ほどきといったスタイルでした。

花材が少ないので、実際のお稽古としては準備や片づけも
含め一時間程度なのではと思いますが、先生はお花を活けた後、
それを前にちょっとおしゃべりなどしたいようで、お茶をいただき、
小一時間お話していました。

実際、ライフスタイルが違いすぎてあまり共通の話題がないのですが、
近所の出来事や最近のニュースなど、ぽつりぽつりとお話する
静かな時間は、けっこうほっとするものでした。

ほか、「投げ込み」と呼んでいましたが、剣山を使わず丈の長い
花瓶に入れる活け方も習いましたが、私は剣山を使った方が
いかにも「生け花!」という感じで好きでした。

お月謝は月2回で8,000円の中に、先生が用意してくださる
お花代も含まれていました。

これは華道のお月謝としては、平均よりやや安い程度のようです。

ただ、お花は枝物に季節のもの、また菊等、比較的安価なものが中心でした。

お花のある生活も気に入り三か月程度続けたところで、
花ばさみだけは流派のものを使ってほしいと言われ、購入しました。

流派の名前が入ったもので、5,000円程度だったと思います。
他、花を入れるビニールの袋(傘袋のようなやつです)は、
先生がたくさんもっているから、と頂くことができました。

あとは続けると欲しくなり、自分で花器や剣山をいくつか買った程度です。

「置きっぱなし」ではなく、きちんと面倒を見る、生活の質につながるお花

フラワーアレンジメントと違って、お花は一度活けたものを
抜いて袋に入れ、自宅で再現しなければいけないのが最初はちょっと面倒でした。

また、水盤に剣山で活けていると、夏場などは水も花も傷みやすいので、
毎日水を変えたり、傷みかけた茎を切って形を整えたりと手もかかりますが、
それはきちんと暮らしているという実感につながることに気がつきました。

ガラスの花瓶ではなく日本的な花器にきちんと活けられているお花を、
洋風なインテリアのどこに置いたら一番ちぐはぐではなく映えるのか等にも
気を使うようになりました。

生け花は「正面」が決まっているので、うまく置くのに頭を使いました。

ただ、正直私の場合はお花のスタイルが純日本風だったので、
もう少しモダンなテイストの流派のお花の方が、現代的なスタイルの家には
置きやすいかもしれません。

華道の習い事の口コミ評判-個人教室から華道師範になりました!

先生には可愛がっていただき、お友達の出展する発表会等、
荷物持ちやお供をしたせいか、はたまたお弟子さんが少なかったせいか、
たいしてお稽古していないのに早々に師範のお免状を
いただくことができました。

これは、先生と一緒に家元のお宅に伺い、実際活けて審査を
受けるようなものですが、よほどのことがないと落ちないようです。

ただ、先生と家元への御礼と看板代にトータル数十万かかりましたので、
お金で買ったようなものですね。

家じゅうに日常的にすごいお花を活けているわけでもないですが、
「華道師範」というと今でもすごいとは言われます。

お花がある生活は心を和ませますし、生け花の場合は
特に毎日手をかけますので、生活のうるおいだけではなく、
きちんと暮らすという意識を持つことができる点でおすすめします。

外で活けてあるお花や花器等にも目がよく行くようになるので、
自分の興味も広がるように思います。

スタジオや大人数がちょっと苦手な方でしたら、個人の先生は
大事にしてくれますから、検討されるのもいいと思います。

ただし、流派の感じについては、事前に好みかどうか見学など
されるといいかもしれません。

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