音楽の大人の習い事の口コミ評判

小鼓の習い事の評判はどう?体験教室参加者の口コミ

小鼓の習い事の口コミ評判-体験教室に参加したきっかけ

伝統邦楽の演奏をしています。専門楽器は三味線です。
楽器は奥が深く、長年稽古していますが、
まだまだ分からないことばかり。

三味線は音階楽器ですが、邦楽のリズム楽器、例えば、
太鼓、鼓などにも興味があり、これらを稽古している友人に
ちょっと触らせてもらうことはありましたが、何しろ稽古に通うには
費用もかかることで、本格的に習うという機会がありませんでした。

ある日、Facebookで、小鼓奏者が演奏会の告知をしているのが
目に留まりました。
自分が身を置いているジャンルとは違う『謡曲』の奏者で、
自己啓発のセミナーを開催したりしている方でした。

『謡曲』の伝統の世界では異端児かもしれませんが、
舞台は真摯に務めているようで、興味を持ちました。

この方のところへ毎月稽古に通うには地理的に遠すぎると
思っておりましたら、普通の稽古の半年分を一日でする
ワークショップを年に何度か開催しているとのこと。

それならばと自分に都合のよい時期に申し込み、レッスンを
受けることにしました。

14:30~19:00で一人¥30,000(この金額のまま随行者を
一人加えることも可)と、普通のワークショップに比べると
高価な感じがしますが、邦楽の謝礼は1時間¥10,000は妥当な範囲なので、
計算上は随分と廉価と言えます。

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小鼓の習い事の口コミ評判-体験教室の内容

邦楽の打楽器の稽古と言えば、まずは楽器は持たせてもらえず、
自分の手で拍子をとることから始めるのが一般的です。

実際に楽器を持つまでしばらく稽古に通わなければならないわけです。
このワークショップでは一度に半年分稽古するというわけですから、
まず1~2時間は楽器なしで稽古。

鼓の演奏は鼓を打つ事と一緒に、掛け声をかける事が重要となります。
この掛け声がなかなか皆さん苦労します。

基本的には、掛け声をかける・鼓を打つということになるわけですが、
掛け声をかける・鼓は打たず間を待つ・掛ける・打つ・待つ・待つと
なってくると、頭で理解していても手が動かず、動かす時ではないのに
動く・・と、なかなかままなりません。

それでもどうにか皆一斉に揃うようになり、晴れて楽器を持たせてもらいます。
稽古用の鼓を一人ずつ目の前に置いてもらい、気分が引き締まります。

持ち方に慣れるまでまたひと時。

ではまず一つ打ってみましょう。と言われてもなかなか良い音にはなりません。
それでも何度も何度も打っているとそれなりに音がするようになり、
このころやっと休憩。

少しの休憩の後、先生の謡に合わせて打つ稽古。
謡の間など知る由もないけれど、先生のアイコンタクトで
皆だんだん合わせられるようになってきます。ここら辺はさすがの指導力です。

時に弱音をはく生徒がいると、『ネガティブな言葉は負を招くから』と
前向きな言葉に言い直しさせられます。

そうこうして、数パターンの打ち方(と言ってもただ打つだけで
強弱などはまだまだ)を伝授され、仕上げに松羽目の舞台で
一人ずつ好みのパターンで成果を発表です。

初めはうだうだと私語などもあったのに、いつの間にか張り詰めた空気と
伸びた背筋、タイミングを合わせた掛け声で、
すがすがしい気持ちになっていました。

本当に半年分の稽古を数時間でさせて頂きました。

文字通り身体で『間』を体得する~これが邦楽なのだと思いました。

『間』というのは楽器を演奏するうえでとても大事なことです。

私の専門分野である三味線でも、弾いているときの『間』以上に
弾かない時の『間』がとても重要で、だからこそ難しく、
稽古の繰り返しで体得するしかありません。

楽器の演奏ばかりではなく、日常でも『間』は大切です。

なんだかこの頃『間が悪いな』と感じている方、ほんの数時間でも
鼓を習って見てください。
本来持っている良い『間』を取り戻せるかも。

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